「庚申山・お山巡り」 ~ 2017.06.10(sat)

銀山平(7:51)-一の鳥居(8:47)-庚申山荘1892m(9:53/10:02)-一の門(10:48)-庚申山1892m
(11:29/12:47)-旧猿田彦神社跡(15:25/31)-一の鳥居(16:12)-銀山平(17:05)


この時期の庚申山と言えば「コウシンソウ」で決まりでしょう、庚申山で発見され群落を形成するの
は庚申山のみ、他は男体山・女峰山・袈裟丸山の一部でしか見る事が出来ない小さくて可愛い花なの
ですが、意外にも食虫植物で国の特別天然記念物に指定され絶滅危惧種でもあるのです。つまり非常
に貴重な植物だといういことですね、しかも6月中旬からの2週間程しか見ることが出来ません。

庚申山の見晴台から見る皇海山と鋸11峰いいね~
20170610

コウシンソウは大きくても5cmほどの小さい花で頭上の岩壁に咲くのでポイントを知らないと見つか
らない花なのです。ちょっと早いので咲いていればいいのですが久し振りにコウシンソウと会いたい
ですね。また、この時期の庚申山はクリンソウとユキワリソウはじゃんじゃん咲いていると思うので
楽しみです。

後ろは「天狗の投石」自然に出来たんだよ!
20170610

銀山平から緩やかに登る林道(舗装1.4km+砂利道2.6km)をテクテクと「天狗の投石」を過ぎると
10分程で「一の鳥居」に1時間弱で着いた。漆塗りの真っ赤な鳥居は正確には何年前に立てられたの
かは知らないがしろやぎが初めてこの山域を訪れたのは2002.10だから15年以上は経っている、あの
時に暗闇に浮かぶ真紅に輝く鳥居に鳥肌が立ったのを今でも鮮明に覚えている。長い歳月で鳥居もボ
ロボロになっていたが赤ではなく朱色の小さな鳥居に変わっていた。

先代の「真紅の鳥居」好きだったけれど、代変りして可愛くなっちゃたね!
20170610

やっと長い林道から解放され、2.3km先の庚申山荘を目指して新緑の森の中に歩を進める。朝の陽射
し差し込む新緑の森に心が洗われる、ハルゼミの合唱と沢音に包まれ朝露でしっとりと濡れた森は涼
しくて気持ちいい。この道は江戸時代から明治初期に盛んだった庚申講登山の猿田彦神社への参道で
徐々に傾斜を増して鏡岩・夫婦蛙岩・仁王門を過ぎ庚申山荘へと続くのだが庚申山へのアプローチの
延長に過ぎない。

この1本だけ山ツツジが咲いていた!
20170610

10時前に庚申山荘に到着、まあまあのペースみんな頑張っているね。この周辺はクリンソウの群生地
で中禅寺湖畔の千手ケ浜ほどでもないが、ここも綺麗ですよ。まだ咲き始め、来週が見頃だろうな~
好きな花だけにちょっと残念。庚申山荘で水を補給しやっと登山開始だ。

クリンソウは咲き始め、来週 綺麗だろうな~
20170610

咲き始めのクリンソウが咲く旧山荘跡から登りが始まる、裏見の滝から傾斜が増し細い登山道を梯子
やクサリを補助に高度を稼いで行く。やがてお山巡りの「一ノ門」を過ぎ庚申山方面に進むとザレ場
から更に傾斜が増し笹道になると30分程で山頂だ。

朝の光に満ちた新緑の森は言葉では表現できない程の美しさでした!
20170610

この付近の岩にコウシンソウが有るのだが・・目を凝らして探すと有りましたが・・標高が高いから
か花はまだ咲いていない、お山巡りの穴場に期待しよう。5㎝にも満たない小さな茎が岩肌にへばり
付いていて知っている人が居ないと見つけることは出来ないと思う。帰りにみんなにこれだよと教え
たがコウシンソウを指さしてもらわないと判らないと言っていた。

上はまだ咲いていな~い!
20170610

傾斜が緩やかになり11時半には庚申山に到着。山頂は展望はないが周辺には石楠花が綺麗に咲いてい
た。先に進み皇海山と鋸11峰が見渡せる見晴台に向かう、2年振りに見る皇海山はやっぱりいいな~ 
鋸11峰を越え、またあの頂に行きたくなりました。 晴れてはいるが風が強く雲も多くなり始めている、
今日は午後から山沿いは寒気の影響で荒れる予報なのでランチ中はもってくださいよ!

お二人さん初めて見る皇海山、カッコイイでしょう!
20170610

みこが「胡瓜のキムチ和え」と「コンビーフとポテトのサラダ」を作って来てくれた。しろやぎはレ
トルトハンバーグを湯煎して千切りキャベツを添えてあつあつバーグ、番頭さんがコンビーフポテサ
ラにチーズを挟んでホットサンドを作ってくれて、すっくん持参の乾き物で酒のつまみはテンコ盛り。
マンゴー君もデビューして皇海山や日光を眺めながら楽しいランチですが崩れるのが意外と早く12時
半前にはポツポツと来たので急いでかたずけた。

ホットサンド調理中!
20170610

冷えた黒霧とあつあつバーグ!
20170610

気温も急激に下がってきて10℃程度、風も強まり降ってきたが景色は見えていたね~それでも1時間
以上ランチを楽しめ、崩れなければあと1時間はのんびりしていたと思うから返って良かったかも・・
山は帰り頃を教えてくれるんだよ!

山がそろそろ帰れって言ってるよ!
20170610

庚申山山頂!
20170610

アルコール燃料補給したから元気いっぱい、20分も下ると雨も止みカッパを脱いでお山巡りに向かっ
た。お山巡りはそそり立った岩が覆い被さるような細い山道を上り下りし、高度差も体験できるから
初めてのすっくんとみこはコワさと面白さを楽しめたんじゃないかな。

後ろはメガネ岩だよ!
20170610

落ちるなよ~
20170610

そして今日の目的である「コウシンソウ」を探して、上はまだ早かったがお山巡りは咲いているだろ
うか? お山巡りを楽しみながら先に進む、ユキワリソウはたくさん咲いているがやっと見つけた。
日天・月天神社周辺の岩になんと咲いているではないか、会えて良かった。

これがコウシンソウだよ、この花で3cmほどの大きさなんです!
20170610

数年振りかなと思っていたが調べてみたらナ・な・何と2004.06以来13年振りだったのには自分でも
驚いた。考えてみれば皇海山に登ることばかり考えていたからコウシンソウを目的に来たことは無か
ったかも知れない、でもどこに咲いていたとか当時を鮮明に覚えているのは何故だろう・・ 
13年もの時間が経ってまた会えると山冥利につきますね!

ユキワリソウといっしょに咲いてます!
20170610

お山巡り最後の岩にもあるのだがこっちはまだ咲いていなくて残念。ところがサプライズが・・先月
の高原山ではシロヤシオが全くと言っていいほどダメでしたが庚申山の中腹からお山巡り下りの尾根
にかけてシロヤシオが満開でバンザ~イってくらい咲いていたのには驚いた。しろやぎが知らないだ
けだろうが15年前から登っているこの山域でシロヤシオの記憶はなかったのでこんなに素晴らしく群
生しているとは・・それも一番の見頃に来れたのはサプライズでした。

シロヤシオが満開だよ!
20170610

花の密度が違う、シロヤシオがいっぱいだ~
20170610

旧猿田彦神社跡に15時半に着き、小休止して緩やかな下りを40分で一の鳥居へ、林道を散歩してキャ
ンプ場に17時過ぎに無事到着した。いつもなら「かじか荘」で庚申の湯に浸かるのだがH28.11-H29.
09まで建替え中のため、上の駐車場は工事車両用で使用禁止になっていて下のキャンプ場が臨時の駐
車場になっていた。

お疲れさん!
20170610

朝の晴天から午後は降られはしたが濡れる程ではなく涼しくて快適な山登りでした。2年振りの庚申山
コウシンソウにも会えたし、山頂のシャクナゲと満開のシロヤシオ、それに楽しい仲間達。「華ゆらり」
で汗を流し、Sガストで肉を喰らい、ガッツリ呑んで楽しい一日に感謝です。やっぱり山はいいな~  
ありがとうございました!

by しろやぎ
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初コウシンソウ♪

隊長どの

久しぶりの庚申山は綺麗な森でとっても気持ちの良い山でした。
何よりも初コウシンソウ!
これは見つけるのは無理です。言われても何処か?????でした。
一度分かればよくわかりましたが。
それよりもシロヤシオにはビックリで何で?っていうくらいでとても
良かったっす!
新メンバーも加わり楽しい1日でした。
最後の鳥居写真は自分だけが見た直後が楽しかったですよ!
みこがずっこけ、その瞬間すっくんもでダブルでずっこけて後ろから
見てて、は??って感じでした!

Re: 初コウシンソウ♪

番頭さん、こんばんは

実は何度か見ていたつもりでいたのですが13年振りに見たとは
あれ~って感じでした。今回のこの1枚は気にいっています。
食虫植物の顔も判るし生命力を感じる姿に個人的には二重丸
ですよ!

それにしても足尾の森は気持ちの良い森でしたね、空気も透き
通っていて自然の豊かさを実感した山旅でした。

反応ないので判りませんがふたりもきっと楽しかったのではない
でしょうか? 結構貴重な経験したんですよ、判っているかな~

5/17の記事で書いたとおり今後はメンバーの固定はしません。
今、旬の人と登るだけです!

それでは、またどこかの山に行きましょう!

by しろやぎ

No title

今まで、余り植物に目がいくことなかったですが、今回は色々名前教えてもらって勉強になりました!
個人的には色がパキッとしてるのが好きなので、山ツツジ良かったですね♪
ランチも山の上とは思えない仕上がりで、驚きでした!
もちろん味もサイコーでした⤴⤴

Re: No title

(み)こんばんは

(ひ)の次は(み)ですか・・君たちは省略し過ぎですよ。
ところで晴れから霧雨に、気温も暑い~から寒い~まで
忙しい天気でしたがコウシンソウも見れたし楽しかったですね!

昼もうちょっと持ってくれれば言うことなかったのですが山が
もう帰れっていうから仕方なかったです。

季節ごとに咲く、花を直に見ていると名前は知らなくても好きに
成ってきますよ。花を見ているときは誰でも優しい気持ちになれ
るんだって聞いたことがありますが今はその言葉に肯けます。

7月の檜枝岐は行き先は今は内緒ですがプランは出来ています。
きっと驚くと思うよ。みんなで楽しい2日間にしましょうね!
また、よろしく!!

by しろやぎ
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Author:しろやぎ
山と酒が大好きなしろやぎです!
忘れんぼの備忘録です

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